ホームページからの「良い情報発信」と「悪い情報発信」の違いとは

クロメヤでは、これまで多くのお客様ホームページ作成をお手伝いさせて頂きました。その中には、ホームページ完成が「スタート」ではなく「ゴール」になってしまっており、納品後ホームページを使った定期的な情報発信が行われていない、残念なケースもあります。

せっかく作成したホームページ。誰も来ない場所にならないためにどのような情報発信を行えばよいか、「良い情報発信」と「悪い情報発信」について説明します。

ホームページで情報発信する意味とは

ホームページを作成されるお客様の中には、「ホームページを作成さえすれば勝手にお客さんが来てくれる」と考えている方がいますが、実際は異なります。ホームページは定期的に情報発信、それも読み手が面白いと思ってもらえる情報発信がなければ誰も見に来ません。これが誇張ではなく、月間のアクセス数がゼロというホームページは、実はたくさんあります。

では、定期的な情報発信をするとどのような効果があるかですが、最も大きな効果は「検索エンジンから『定期的に情報更新しているホームページ』と判断されること」です。

GoogleやBingといった検索エンジンは、常に世界中のホームページの最新情報をチェックしていますが、「ホームページが最後に更新されたのはいつか」という点もチェックされています。

検索エンジンとしては、「検索をしに来たユーザーに対して、最も有用な情報を提供することで、検索エンジンを末永く使ってもらう(そしてその中でたまに広告もクリックしてもらう)」ことで、ビジネスを成り立たせています。

 

定期的な情報更新が与える、良い影響の具体例は?

例えば、「東京都板橋区で1日でスーツをクリーニングしてくれる店」という情報を探している人に対して、検索を通じ短時間で問題解決できるように情報を整理して表示します。

ここで、2つのホームページがあったとします。どちらも情報量は同じだとします。

  1. 2012年に最後に更新された「板橋区で1日スーツクリーニングをしている店」の情報
  2. 2017年に最後に更新された同様の情報

この2つのなかで、検索結果で上位表示される可能性が高いのは、(2)です。

何故なら、2012年の情報よりも、2017年の情報の方が正確性が高いと判断されるからです。(1)の場合、5年前の情報なので、この5年間のうちに状況が変わってもう1日クリーニングをしなくなった、また店自体がなくなってしまったという可能性もあります。これに比べて(2)は、比較的情報が新しいので正確度合いが高いと判断され、上位に表示されます。結果、多くの人にアクセスされることになります。

定期的に情報を更新する意味は、このような所にあります。

良い情報発信・悪い情報発信の5つのポイント

では、あなた自身、またはあなたが所属する企業において、どのような情報発信を行えばよいかについて5つのポイントでご紹介します。

1.専門的な内容を発信する

もしあなたが美容師で、自身が経営する美容室のお客さんを増えるための情報発信をしたいとします。

この場合、最も効果がある情報は「美容師という専門職から見た情報」です。

例えば、「最新のパーマ機器と過去のパーマ機器の比較」「頭皮に優しい薬剤」「芸能人の髪型の変遷を美容師視点で追いかける」といったものです。

検索エンジンは定期的に「何を検索結果上位に表示させるか」のアルゴリズムを変更していますが、現在では専門性が高い情報がより上位に表示されやすくなっています。よって、美容室の集客をするのであれば「髪の専門家が、髪の専門情報を発信する」のが一番です。

2.オリジナルの情報を発信する

美容師が髪の情報を発信する際、他の同種のホームページを多く読み込んで、それを参考にしながら自身の知識や経験を交えて文章を作成するのが一般的です。

ここで注意したいのは、「他のページを参考にするのはOKだが、大幅に盗用するのはNG」であることです。

他のページでよい情報を見つけると、「この情報をそのままコピペして、自分のホームページに載せたい」という誘惑に駆られることがあります。しかし、これをやってしまうと「他サイトのコピペ情報を掲載するホームページ」であることが検索エンジンにバレて、検索結果に自分のページが表示されなくなる場合があります。

そして、もし検索エンジンにバレなかったとしても、元のホームページの作成者が検索エンジンに対して「自身のホームページがコピペされた」と報告されると、やはり検索結果から追放されてしまうのです。

リスクが高すぎる盗用はやめて、自分で文章を書きましょう。他ページの文章をどうしてもそのまま盛り込みたい場合は、「引用箇所を明記した上で掲載」するようにしましょう。また、もし文章を書くのが苦手である場合は、外部のライターに執筆してもらうのがよいでしょう。

3.ジャンルに特化して情報発信する

検索エンジンは、各ホームページを全体を「どのようなジャンル・専門性があるページか」とカテゴリ分けを行っています。この際、「美容室が、髪についての専門的な情報発信をしている」と判断されると、ホームページの各ページという単位ではなく、ドメイン単位で検索結果上位に表示される可能性が高まります。

よって、「髪」というジャンルを決めたら、そこから外れないように情報発信を行うのがよいでしょう。

これは逆に言うと、「雑多なジャンルを掲載するホームページは評価されにくい」ということです。

例えば、美容室のホームページに「ディズニーランドのおすすめアトラクション情報」「マクドナルドの新メニュー情報」「ANAとJALどちらがよいか」といった、美容室や髪とは関係ない情報を掲載すると、サイトの専門性が薄まり、検索順位表示が不利になります。

4.中立的な立場を保つ

例としてあげている「美容室」となると、当然様々なタイプのお客さんがやってきます。支持政党、宗教、消費税、原発、移民政策、近隣諸国との関係など、多くの議論について、あなたとは異なる考え方の人もお客様として来店する可能性があります。例えばあなたは自民党を支持しているが、お客さんは別な政党の熱心な支持者かもしれません。

よって、あなたがホームページ上で特定の政党や宗教団体を批判したり、特定の政策への明確な指示を打ち出すことはおすすめしません。一部のお客さんを敵に回すことになってしまい、結果として客数が減少します。お客さんを減らしてまで、自身のホームページで信条をアピールするのは本末転倒です。

5.読みやすさを考慮する

いくら良い情報を伝えていたとしても、「全く改行がされていない文章」「句読点がない文章」「漢字の変換ミスが多い文章」「難しい感じが多用されている文章」であれば、読みにくさのためにお客さんが離脱してしまいます。

よって、情報をホームページにアップする前に、自分で改めて読み直してみて「読みにくくないか」を確認するようにしましょう。もし自分の判断に自信がない場合は、従業員や家族に読んでもらって「読みにくくないかどうか」聞いてみると良いでしょう。

5つのポイントは重要だが、同時に「考えすぎない」

「そうか、専門的な内容が重要なのだな」と理解したはいいが、「専門的な文章を書かねばならない」という点に凝り固まって、情報発信が面倒になってしまい、結果情報発信しなくなってしまった、という例は実はとても多いのです。特に、文章を書くことに慣れていない方にその傾向がみられます。

もしこのように感じてしまい、情報発信がつらいと感じてしまう時には「専門性はさておき、軽い内容をアップする」するのがよいでしょう。

例えば、「最近美容室やスタッフで起こったこと」「美容室周辺の美味しいレストラン情報」「ドラマに出ていた女優さんの髪型が可愛かった」といった内容でもいいのです。

上記5つのポイントを網羅した上で情報発信するのは重要ですが、「情報の盗用」「中立的でない」点だけを気を付ければ、他のポイントは文章を多く書いているうちに慣れてきて、自然とできるようになってきます。情報発信を面倒くさい義務と感じずに、気軽に続けることからまずは始めましょう。

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