ホームページ作成前にドメイン名とドメインの種類について理解する

ウェブサイト制作を新しくご依頼される方から、「ドメインって必要なんですか?」とたびたび聞かれることがあります。

こちらの記事では、そもそもドメインとは何か、どんなドメインを取得したら良いのかを解説します。

結論から言えば、新たにホームページを作成する場合、「どのドメイン名・どのドメインの種類にするか」を決める必要があります。例えば「kuromeya.com」の場合、ドメイン名は「kuromea」、ドメインの種類は「.com」です。ドメイン選びは、会社やサービスの認知に関わる重要なステップです。

インターネットとドメイン

インターネットは、無数のサーバー、パソコン、モバイル機器などが相互に接続している巨大なネットワークです。作成したホームページは、サーバーに保存され、いつでも誰からでも閲覧できるようになります。

ホームページに正しく辿り着くためには、住所が必要です。私たちが普段、「東京都千代田区丸の内1-1-1」という住所を使って土地建物を区別しているように、インターネット上でもホームページに「他のどこにも存在しない唯一の住所」を与える必要があります。インターネット上では、この住所を「IPアドレス」と呼んでいます。

例えば、首相官邸ホームページには、機械的に「192.168.1.1」といった唯一のIPアドレスが割り振られています。しかし、首相官邸にアクセスするのに、無機質な数字の羅列を入力するのは手間ですし、そもそも覚えられません。ここで、「分かりにくいIPアドレスの代わりに、ニックネームをつけて、それで呼び合うようにしよう」というアイデアが生まれます。

これが、一般的にドメイン名と呼ばれるものです。「192.168.1.1」の代わりに、「kantei.go.jp」を用いています。

ドメインの種類を2つに大別する

まず、ドメインの種類には大きく分けて2つあります。「自由に取得できるドメイン」と「組織の種類により取得できるドメイン」の2つです。

1.自由に取得できるドメイン

有名なものとして、.com, .net, .org, .jpなどがあります。これらのドメインは年間数百円から数千円の登録料を支払うと誰でも利用できます。個人でも法人でも利用可能で、業態問いません。.jpは「日本に住所がある必要」がありますが、個人・法人問わず取得可能です。

2.組織の種類により取得できるドメイン

こちらの代表格は、.co.jpです。これは、日本に登記されている企業(または半年以内に登記予定)に限定して利用が許可されているドメインです。これ以外にも、.ac.jp(日本の教育機関限定)や、.go.jp(日本の政府機関限定)などがあります。

なお、個人が取得可能なのは、1.の自由に取得できるドメインのみです。法人の場合は、業態により自由に取得できるドメインに加えて「.co.jp」や「.ac.jp」も取得することができます。

主要なドメインと作りたいホームページの種類を確認

次に、それぞれのドメインの種類について確認してみましょう。ここでは、よく用いられるドメインに絞りご紹介します。

種類 取得条件 説明
.com なし インターネット黎明期からあるドメイン。最も一般的で信頼感がある。用途問わず幅広く利用される。
.net なし .comと同様に黎明期からあるドメイン。インターネット上の製品・サービスで多く利用される。
.org なし こちらも黎明期からあるドメイン。以前は非営利団体にのみ利用を許可されていたが、現在は誰でも利用可能。
.jp なし 日本に住所があればだれでも取得可能。二文字ですっきりしているので広く好まれている。
.co.jp あり 日本に登記された、また登記予定の法人のみ取得可能。取得条件があるため、信頼感が高いとされる。

なお、ドメインの種類は「.info」「.tokyo」「.me」「.mobi」「.xyz」など膨大の数のものが存在します。しかしながら、こうしたドメインはあまり一般的ではないため、あえて選択する理由がありません(逆に怪しまれてしまう可能性があります)。よって、通常の場合は、上記の5つから選べばよいと考えてください。

次に、どのようなホームページを作りたいかによって、どのドメインにすればよいかを考えましょう。

用途 推奨ドメイン 説明
営利法人の公式ページ .co.jp, .jp. com かつて日本企業の多くは「.co.jp」を利用していたが、最近では「.jp」や「.com」を利用している例も多い。
非営利法人・団体のページ .org, .jp, .com .orgは過去に非営利団体限定のドメインだったため、現在でも多くのNPOやNGOで利用されている。
個人・法人のサービス・事業ページ .com, .net, .jp どれを用いても問題なく、違いもない。
個人事業主の紹介ページ .com, .net. .jp どれを用いても問題なく、違いもない。
ブログ .com, net. jp どれを用いても問題なく、違いもない。

次に、SEOの観点についてですが、Web業界では「.comを選んでも、.jpを選んでも、検索順位には影響しない」という見解で一致しています。

よって上記から好きなものを選んで頂いて問題ありません。ただ、希望するドメインは既に別な人が利用している可能性もありますので、その際には別なものを取得する必要があります。

最後に、「そのドメインが過去にどのように使われていたか」をチェックする必要があります。

例えば、仮に「abc.com」というドメインを取得したが、そのドメインは過去に別な人が利用していて、「閲覧者のデバイスにウイルスを送り込むような有害なサイト」であった可能性があります。

この場合、Googleから「abc.comは有害なサイトだから、検索結果に表示しないようにしよう」という処理(ペナルティ)を受けていることがあります。このような場合、いくらホームページを更新しても一向に検索結果に表示されないこともあります。こうしたドメインの取得は絶対に避けるべきです。

迷ったら、まずはkuromeyaまでご相談ください

現在では、「.com」や「.jp」などの一般的なドメインの種類であれば、どれを選んでも違いがないとされています。しかし、過去にどのように利用されていたか、となると、専門的に調べて「Googleがペナルティを与えているドメイン」を取得しないようにする必要があります。

もし、新しいホームページの開設を予定していて、ドメインの選び方、ならび取得予定のドメインがペナルティを受けていないかなど、慎重に調査して取得したいということでしたら、当サイトの無料問い合わせをご利用ください。貴社のニーズに合ったドメイン選び、そしてホームページ作成をご提案させて頂きます。

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